2011年12月7日水曜日

内柴正人は柔道家を貶めた


なんとも悍(おぞ)ましい。
オリンピック柔道代表として2つの金メダル。
日本を代表するアスリート。
刑法177条の準強姦で逮捕された。
準強姦とは脅迫行為などを用い性行為を行なうもっとも卑劣な強姦行為である。
まさに、弱者に対し卑劣極まる人間で厳しく処刑してほしい。

ひとつを極めるということで人間は社会的に成長し人格を築くという定説はもはやない。
大相撲の状況をみると格闘技というジャンルはまさにやりたい放題の世界を想像する。
野蛮人という言葉は格闘技家に当てはまるように感じる。
人間は肉体的な強さで征服感を覚えてはいけない。
強さは弱さを労る心構えを作る指導がもっとも優先するべきで勝利を讃えるのはその次だろう。
ラグビーではトライをしたものがガッツポーズすることを嫌うことがある。
これは対等に戦った相手への敬意を表すとされている。
しかし、現代社会は弱肉強食を叩き込み、打ちのめすことだけを賞賛する風潮がある。
そこには人間性が見える。
ほんとうに互角に戦い相手に対する敬意を感じた時にスポーツの敢闘精神を見ることが出来る。

現在の柔道は姑息な勝負になっている。
チマチマと点数を稼ぎ「柔道」を見ることはできない。
柔道はやはり技を競い、誰が見ても美しい技に対してのみ勝利を与えるべきだろう。
レスリング、ボクシングなどすべての格闘技と同様にしてしまった日本柔道界はその流れを許容し迎合するしかなかったのだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿