2011年12月4日日曜日

模範囚という鈴木宗男さん


彼は何の罪で犯罪者になったんでしたかねえ。

帯広市の材木製材会社「やまりん」の斡旋収賄が発端ですね。
国有林を無断伐採して売っぱらうという劣悪な会社で林野庁から差し止めを食らい困って鈴木宗男に500万で頼んだ。
北海道という土地柄で犯罪意識に乏しい上、政治家に頼んで何とかして貰おうと企みまんまと引っ掛かった。

網走港の護岸工事に便宜を図り、600万。
後は外交に関わる便宜供与とかとにかく事件が多かった。
しかも1997年以降から2000年の間にほぼ同時進行。
これじゃあ捕まるね。

ということで実刑2年。
このコンプライアンスの欠如は幼少時の貧乏が発端です。
つまり、貧乏というのは文化もへったくれもなくただ金銭の無い苦しみだけが支配する暗黒。
貧乏人がみんなそうとは限りません。
暖かい地方はゆるいね。
寒くて貧乏はつらいでしょ。
こんな経験したくないです。
彼を奮起させたのもこの反骨精神ですから両刀の刃です。
正しく導くのが政治家の務めですがこれが出来ないのが人間の業ですね。
権力とか権限を持つということがどういうことかを忘れる。
私利私欲が公正な判断を砕く。
人間はほとんど目的を持って人生を送ります。
目的が私欲に繋がるのは明白です。
幸福を与える喜びとか愛をそれに擦り変えられる方は本当に僅かでしょう。
本質は死ぬまで治らないが教育により抑制し満足感を得るのは理想です。

さて、鈴木宗男さんもいよいよ仮釈放だそうです。
模範囚のようですし、刑務所内で本質を覆う人生観を得たのでしょうか。
まあ、どうでもいいことですが私利私欲ではなく北海道の為に頑張って欲しいですねえ。
政治家は豊富な資金が必要だと言われた時代はもう遥かに遠い世界です。
今は橋本大阪市長の誕生で判る様に生活を改良して頂ける指導者が必要な時代です。
お忘れにならない様に。

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