2011年3月11日金曜日

小沢一郎さんの強制起訴は税金の無駄使いでしょ

そもそも検察が大物政治家を起訴することで存在を誇示しようとした起訴です。


小沢代議士は彼の履歴からまるで金権政治の固まりのような評価が多い。
しかし、果たしてそうだろうか。
確かに田中角栄元首相以来、自民党の蒼々たる代議士に好かれていたのは彼の手腕ではなかろうか。
なにより、手腕を買われなくなった時点で彼は自民党を離党し理想に燃えた政治を全うしようとして来た。
かなりの苦労人と見るのが当たり前でしょ。
なんで国民は彼を金権まみれのような評価をするかはマスコミや政治家の陰謀にはまり自分の目で彼を見ていないからです。
私には実に立派な政治を志す政治家にしか見えない。

その彼が政治資金規正法に違反したとして起訴され無罪。
それをあれは黒だグレーだと幾ら論議しても白の判決です。
その白をもう一度やり直したところで白しか出ないのは明白。
小沢さんは政治家を辞めるべきかなどの愚問を国民に繰り返すマスコミの愚は地に落ちてるよ。
私はとくに小沢さんを知っている訳でもないし好きでもない。
ただし、今回の件で私の中では彼の評価は高まり現在の政治家では一番と評価せざるを得ない。

彼のシンプルな方程式、たとえば新人議員は地元で話を聞くのが仕事というあるべき姿。
それがまるで票稼ぎのような評価をするがそうではない。
地域の隅から隅迄を知り国民の実情を肌で感じた政治家でなくては政治は出来ないという方程式であって、たまたまそれが票に繋がるかも知れないだけだ。
投票行動など一瞬で変わるし確かで絶対はないんではないか。

今回の強制起訴は起訴のロジックからしか見ていない。
起訴理由とそれを膨らました疑惑のみでほとんど情報源はマスコミ。
だれか客観的、多角的に追求して起訴が出来るかどうかという視線が残念ながらなかった。
一般市民にそれを求めるのは無理だろう。
いかにも公平な人選と称しても情報は一方的なものであり小沢さんが起訴理由を実行する理由の追求に欠けていたと思う。
犯意を明確に示さない裁判は成立しない。
西松事件を起訴した前田検事の犯罪を立証した方が裁判になるのではなかろうか。


調書ねつ造の常習犯前田恒彦元検察官こそ許せん。
裁判官は前田検事の調書を証拠採用しなかったがあれは調書ねつ造だということだ。
そんな検事の調書を元に再び小沢さんを強制起訴というのはあきれるにもほどがある。
はたして裁判維持ができるのだろうか。

現民主党の閣僚は揃って辞めろコールだ。
こんな簡単な説明を国民にしないどころか自分たちの権力を守るために無罪の仲間を切り捨てるアホ。
日本はどうなるのだろうか。

1 件のコメント:

  1. 小沢さんのような意志をつぐ政治家にもっともっと登場して欲しいです。彼は、人物破壊の被害者でもあります。最低でも新聞やTVでの報道は、週刊誌以上に、様々な言論人や知識人たちを通じて、アクティブに分析解説するほどの枠組みにしないといけないと思います。そういう私は小沢さんが日本改造計画という本を読んで以来、ずっと応援してきた政治家です。いつになったら真の意味での民主主義が到来するのでしょうか。これは私達日本人がメディアのバイアスから分離独立することを意味します。

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